6才のボクが大人になるまで。

友人の勧めで観た、4人の俳優が12年間家族を演じた映画。


ドキュメントではないの!

子供から大人になる道のりでは、強烈な記憶もあるし、最早記憶に無い事もある。

普段の生活は、ドラマや映画の様に、問題解決やハッピーエンドってそうそうなくて、悶々としても、上手く折り合いつけながら暮らしてるもんで…ね。

それは、大人とか子供とか関係ないのだわ。



私は結構笑える箇所がありました。

その笑いの種類は、自分の家族や友人といて、ついクスッとなる感じの笑い、

ごく日常的な。

それが絶妙でしたねぇ。

芝居を超えたホントの家族に見えました。

時間て面白いですね。






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2015-02-11(Wed) 13:09| 観たり、聴いたり、読んだモノ| トラックバック 0| コメント 0

花組へ~

映画も舞台も本も、後からジワジワ~っとくるのと、毒のあるものが好き。

シェイクスピア「夏の夜の夢」を原案に秋之桜子(山像かおり)さんが脚本を書いた、
花組芝居の「夢邪想(ゆめやそう)」。

前々から、翻訳家の桜井裕子さんに「白川ちゃんは、絶対 秋之さんの世界が、好きだと思う!」と進められていた事もあり、ワクワクしながら劇場へ!



すごい!!
確かに、私、これめちゃめちゃ好み!!

なんというか、こう、全ての塩梅が良いですよ。

花組の役者さんたちの妖艶さと淫靡さ、
人の持つ毒や陰、

日本語の美しさ、

気が狂ってんのが誰なのか、もしかして自分か?!と思わされる感じ、

狂気の中に隠れている本質がちょこっと見えるとこ、

などなど。


もちろん歌、舞、笑いもあってエンタメ要素満載!なのに、決してミュージカルじゃないのが、またイイ!

秋之桜子こと山像かおりさん&桜井裕子さんと。


23日まで あうるすぽっと で!
かなりオススメなので、是非是非!














2014-12-17(Wed) 09:15| 観たり、聴いたり、読んだモノ| トラックバック 0| コメント 0

人間の匂い

椿組 花園神社野外劇「廃墟の鯨」。

上京するまでは、
徳島でそこそこの広さのある劇場にやって来る、新聞社や放送局が協賛してるような種類の劇団やバレエ団しか観た事がなかった。

でも、もしもタイムマシンがあるなら、思春期の私をアングラと呼ばれるモノたちの中へ放り込んでみたい。

舞台セットのすぐ向こうは新宿の大通り、ギュウギュウの客席、うちわに缶ビール、土と泥水と汗にまみれ、人間を見る。

人のエネルギーに涙が出る。話の内容とかじゃなく、生きている事に泣くの。

人間匂いがする。

これを知っていて、どうにかなる訳じゃない。

ても、これを知らなきゃどうにもならない気もする。








2014-07-22(Tue) 21:33| 観たり、聴いたり、読んだモノ| トラックバック 0| コメント 0

久々にやってしまった

ある日曜午後のお話し。

ぼぅーっと景色を見ながらの電車内。

なんで小岩なんだろうなぁ~とか思いつつ、ふと見ると市川!

こりゃ、絶対ちがーう!私は新宿に行きたのだー!

人がいっぱい乗ったから、つられて乗車したのだな、きっと。

知らない駅じゃなかったのに、とほほ、、まあ別にいーんだけどね。

乗ったのは両国。
シアターXでの観劇帰り。

「フライトNO.2037」
ジャンポール・アレーグル作
岡田正子演出

ある会社の飛行機が、競合航空会社お偉の影の指示で、まるで事故のように墜落させられてしまう というお話。

乗客が神に懇願したり、誰かに愛してると言ったり、機長が感動的なアナウンスをしたり、悪い古狸が出でウハハ言ったり…

は、全くせず、それぞれの出来事が淡々と過ぎて行く。

そして、その瞬間が訪れる。




あれ?終わり?いやにアッサリだなぁ~

と思うやいなや襲ってきた、
猛烈な虚無感。

全てを、一気にこちら(観客)に委ねられた気がした。

以上の出来事へのご判断は、貴方にお任せしますと。

そこで初めて、役者たちが見方によってはツタないとも感じられる程のリアリティを持っていた事に納得。

そうでなければ、この感触は生まれなかっだろう。


命は不確かだということ。
殺めてでも手にしたいものがあること。

物語の最後にナレーターが言う
「それも、数億の金欲しさに…」
という台詞。

「たった数億…」でもなければ、
「数億も…」でもない。

人によって違う‘お金’の価値。

ゆっくり、ゆっくり、何かを感じていくんだと思う。

良し悪しは、観客が決める。

現実も同じだと思う。


***********♪*****

と、そんな事をブログにアップしようと打っていたら、新宿で降り過ごしてしまった終電。

ジーザス!


2014-04-25(Fri) 00:36| 観たり、聴いたり、読んだモノ| トラックバック 0| コメント 0

フィギュアはスポーツ!

メダル候補でない選手は、メディアでほとんど紹介されないオリンピック☆みなさん楽しんでますかー?

今夜も眠れないのかな、ワタシ。。。

にしても、高橋大輔最高だった!とくにショート。

作曲者は誰であれ、あの曲もやっぱ良い。高橋との相性が良い!体から音が流れてるみたいに見えたもん。

テレビではジャンプしか流さないけどね、しかも失敗したとこばっか。

「そんなにジャンプ重視なら、ジャンプだけの種目作ればいいのに、何でわざわざ曲で滑んの?」

って全然フィギュア見ない友人に聞かれました。

たしかにー。

「お客様に愛を届けたい!」ってコメントする選手も、ジャンプ失敗するとかなり凹んでるしね。

転んだら愛は届かないのかいベイベー?

フィギュアでは、愛はジャンプなのかね。


個人的には、アメリカのジェイソン・ブラウンも好き。この人観てるとめちゃ楽しい気分になる!でもジャンプに4回転がないから点はイマイチ。こんなに人を幸せにしてんのにね。


とにかくジャンプ!ジャンプ!ジャンプ!

フィギュアはやっぱりスポーツなのか…

観に行くなら、大会ではなくショーにしよーっと。

でも日本勢のジャンプに一喜一憂してしまう、矛盾な私。





2014-02-20(Thu) 02:48| 観たり、聴いたり、読んだモノ| トラックバック 0| コメント 0

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