Q.バレエレッスン、何回受けるべき??
A.やりたい回数です!
長いのでゆっくりお読みくださいね。読み進むと「やっぱり沢山レッスンさせた方が良いのかしら。」と感じるかもしれません。でも一番は「好きこそ物の上手なれ」です。たとえ週一回でも、気持ちがあるならどうにでもなります。最後は本人の気持ちと、生活との兼ね合いで決めてくださいね。
その大事な時期とは、8~12歳位の4.5年間です。これ以外の時期にどれだけ練習を積んでも、バレエネイティヴにはほぼなれません。例えは、ジャズや、社交ダンスなら大人になって始めてもプロになる事は可能でしょう。でも、バレエは遅くとも11.12歳までに始めなければ、どんなに才能があってもプロになることは難しいです。それくらい、成長過程で体に形を叩き込む事が必須の踊りです。(ただ、これは女の子の場合で、男の子は大人の体になるのが女子より遅い為、もう少し猶予があります。)
プロを目指す、目指さないは別として、せっかくバレエをやっているのだから、少しでも体にバレエを入れてもらえたらと思い、これから書きます。
〈7歳頃まで〉
週1回で十分です。音に合わせ動くことや、足の裏をよく動かす事を大切にしつつ、一番は踊る楽しさを学びます。この先、基礎基礎と、一見地味な練習になっていく為、楽しさを知っている事は大きな力になります。
〈8歳から12歳頃〉
週2回以上。これは、トウシューズを履き、バレエという財産を少しでも体に残すことができる回数です。成長期の子どもたちは、日々猛スピードで体が変化しています。一週後に覚えている事があれば、それは脳が覚えているのであり、筋肉そのものはバレエをほとんど忘れています。なので回数がモノを言い、この時期の訓練度合いにより、大人になった時「子どもの頃バレエをやっていた」という体を作れるかが決まります。
でも、週一回でも必ず上達はします!他の習い事なども大切にしながら、「バレエは週一回楽しむ」というスタンスも素敵です。ただこの場合、バレエ的な筋肉の発達はゆっくりになる為、トウシューズを履く事が難しくなる子は出てはきます。その点はご理解ください。(※トウシューズについてのブログも、またアップします。)
あと、これは私の体験談ですが、初潮前後の一年間位は特にちゃんとレッスンした方が、その後も動くのが楽です。凄く体が変わる時期なので、少しでも休みが続くと、感覚が分からなくなり、てき面に踊れなくなります。
〈中学生位から〉
それぞれ。
それまでに作った基礎に、応用を加え、もっと専門的にバレエを学んでいきます。このあたりの年齢になると、バレエと学校と生活との関係を考え、自分で回数を決める事ができるでしょう。気をつけなければならないのは、体が重たくなる事です(物理的にも感覚的にもです)。幼い頃は、アップなんてしなくてもガンガン踊れますが、中学生になるとそれはもう無理です。レッスンしなければ、体は必ず動きにくくなります。週1.2回にするならば、念入りにアップやクールダウンをし、一回を無駄にしないよう、それまで以上に集中することが大切です。
もしバレリーナを目指すようなら週4回以上、バレエ必須の何か(他ジャンルのダンス、指導者、ミュージカル、宝塚etc…)を目指すなら週2.3回はやるべきでしょう。テストや受験でのお休みも最低限になるよう、普段から勉強も頑張らなければなりません。
また、中学生以降にバレエを始めた場合は、残念ながらバレリーナになることは難しいです。ですが、論理的に理解できるので、自分の課題を見つけ熱心に練習すれば、かなりのスピードで上達する事が可能です。
*
と、以上を知った上で、バレエとの付き合い方を少し考えてみてください。ちゃんと決めなくても、気にしてもらえるだけでも十分です。幼いうちはそんなにガッチリ決めなくても良いですし、決めたとしても、気持ちは途中で変わっても構いません(^^)
「とにかくバレエがしたい!絶対トウシューズを履きたい!コンクールに出たい!公演で主役がやりたい!バレリーナになりたい!」という子もいれば、「ピアノも、お習字も、塾も、バレエも、遊びも色んなことをやりたい!」とか、「家族の行事が多いので回数が多いのは難しい」という子もいるでしょう。それによって、同い歳であっても回数は違って当たり前です。
回数は、増えると必ず早く上達します。
でも、早く上手くなる必要がありますか??
ピアノなど個人レッスンの習い事は、それぞれのペースで進みますよね。バレエはグループレッスンなので、どうしても周りが気になりますが、大切なのは自分がどうしたいかです。
*
いつでもご相談にのりますので、直接でも、メールでも、LINEでも、お気軽にお尋ねくださいませ。
長文失礼しました。お付き合いありがとうございます。
※トウシューズについてのブログもまたアップします。少ししたら、また覗いてみてください。
長いのでゆっくりお読みくださいね。読み進むと「やっぱり沢山レッスンさせた方が良いのかしら。」と感じるかもしれません。でも一番は「好きこそ物の上手なれ」です。たとえ週一回でも、気持ちがあるならどうにでもなります。最後は本人の気持ちと、生活との兼ね合いで決めてくださいね。
では、何故こんなブログを書くのかというと、バレエの大事な時期はとても短く、それを知った上で選択してもらいたいからです。
その大事な時期とは、8~12歳位の4.5年間です。これ以外の時期にどれだけ練習を積んでも、バレエネイティヴにはほぼなれません。例えは、ジャズや、社交ダンスなら大人になって始めてもプロになる事は可能でしょう。でも、バレエは遅くとも11.12歳までに始めなければ、どんなに才能があってもプロになることは難しいです。それくらい、成長過程で体に形を叩き込む事が必須の踊りです。(ただ、これは女の子の場合で、男の子は大人の体になるのが女子より遅い為、もう少し猶予があります。)
プロを目指す、目指さないは別として、せっかくバレエをやっているのだから、少しでも体にバレエを入れてもらえたらと思い、これから書きます。
〈7歳頃まで〉
週1回で十分です。音に合わせ動くことや、足の裏をよく動かす事を大切にしつつ、一番は踊る楽しさを学びます。この先、基礎基礎と、一見地味な練習になっていく為、楽しさを知っている事は大きな力になります。
〈8歳から12歳頃〉
週2回以上。これは、トウシューズを履き、バレエという財産を少しでも体に残すことができる回数です。成長期の子どもたちは、日々猛スピードで体が変化しています。一週後に覚えている事があれば、それは脳が覚えているのであり、筋肉そのものはバレエをほとんど忘れています。なので回数がモノを言い、この時期の訓練度合いにより、大人になった時「子どもの頃バレエをやっていた」という体を作れるかが決まります。
でも、週一回でも必ず上達はします!他の習い事なども大切にしながら、「バレエは週一回楽しむ」というスタンスも素敵です。ただこの場合、バレエ的な筋肉の発達はゆっくりになる為、トウシューズを履く事が難しくなる子は出てはきます。その点はご理解ください。(※トウシューズについてのブログも、またアップします。)
あと、これは私の体験談ですが、初潮前後の一年間位は特にちゃんとレッスンした方が、その後も動くのが楽です。凄く体が変わる時期なので、少しでも休みが続くと、感覚が分からなくなり、てき面に踊れなくなります。
〈中学生位から〉
それぞれ。
それまでに作った基礎に、応用を加え、もっと専門的にバレエを学んでいきます。このあたりの年齢になると、バレエと学校と生活との関係を考え、自分で回数を決める事ができるでしょう。気をつけなければならないのは、体が重たくなる事です(物理的にも感覚的にもです)。幼い頃は、アップなんてしなくてもガンガン踊れますが、中学生になるとそれはもう無理です。レッスンしなければ、体は必ず動きにくくなります。週1.2回にするならば、念入りにアップやクールダウンをし、一回を無駄にしないよう、それまで以上に集中することが大切です。
もしバレリーナを目指すようなら週4回以上、バレエ必須の何か(他ジャンルのダンス、指導者、ミュージカル、宝塚etc…)を目指すなら週2.3回はやるべきでしょう。テストや受験でのお休みも最低限になるよう、普段から勉強も頑張らなければなりません。
また、中学生以降にバレエを始めた場合は、残念ながらバレリーナになることは難しいです。ですが、論理的に理解できるので、自分の課題を見つけ熱心に練習すれば、かなりのスピードで上達する事が可能です。
*
と、以上を知った上で、バレエとの付き合い方を少し考えてみてください。ちゃんと決めなくても、気にしてもらえるだけでも十分です。幼いうちはそんなにガッチリ決めなくても良いですし、決めたとしても、気持ちは途中で変わっても構いません(^^)
「とにかくバレエがしたい!絶対トウシューズを履きたい!コンクールに出たい!公演で主役がやりたい!バレリーナになりたい!」という子もいれば、「ピアノも、お習字も、塾も、バレエも、遊びも色んなことをやりたい!」とか、「家族の行事が多いので回数が多いのは難しい」という子もいるでしょう。それによって、同い歳であっても回数は違って当たり前です。
回数は、増えると必ず早く上達します。
でも、早く上手くなる必要がありますか??
ピアノなど個人レッスンの習い事は、それぞれのペースで進みますよね。バレエはグループレッスンなので、どうしても周りが気になりますが、大切なのは自分がどうしたいかです。
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いつでもご相談にのりますので、直接でも、メールでも、LINEでも、お気軽にお尋ねくださいませ。
長文失礼しました。お付き合いありがとうございます。
※トウシューズについてのブログもまたアップします。少ししたら、また覗いてみてください。
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