尊敬できる子ども

組み立て式のバレエバー。



いつも、子どもたちがせっせと組み立ててくれるのだけど、間違えてネジを反対に入れてしまったが最後、、、


取れない。。。


雨の日続きで錆びも進み、もう半ば諦めていた。


バー組み立て担当の小学生たちに注意をしていると、必ず、
「だれがやったの?」
という言葉が出る。


でも、必ず、
「犯人探ししても意味ないじゃん」
と言ってくれる子がいる。




その子は、いつも真っ直ぐで清々しい踊りをする。


私の師匠が、
「どんなに稽古しても、最後はあなたの人間性」
とよく言っていた。


そうなんだよねぇ、
本当にそうなの。


それから2週間。


彼女は、ネジを取る方法を調べたり、自分で考えたりして、道具を持参し、誰より早く来て、
なんと、ネジを救出してくれた!


しかも、ほぼ一人で!!




ネジが取れた事は凄く嬉しかったけど、


それより何より、


彼女の行動に涙が出た。




バレエタイムには、尊敬できる子どもたちがたくさんいます。


ありがとう。









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2021-06-10(Thu) 23:56| バレエの事| トラックバック 0| コメント 0

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